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プログラム例3「生きもの発見・田んぼ地図」を作ろう
〈ねらい〉
  1. 田植え後の「生きもの田んぼ」の日々の変化に子供たちが気づき、時間の流れと自然の変化を、景観の変化や戻ってきた様々な生きものを発見することにより把握する。
〈進め方〉
  1. 教室の廊下に生きもの田んぼの大きな地図を張る。これが「生きもの発見・田んぼ地図」となる。
  2. 「生きもの発見カード」(A6かB7版)を作成し、子供たちがいつでも自由に利用できるように、発見マップのところに準備する。
  3. 発見カードには、a)発見者名、b)発見した年月日、c)発見した生きもの;名前(わかれば)、d)その特徴(絵または言葉で)、e)発見した場所、f)どのくらいいたか(数)、g)気づいた点 などを書いてもらう〔c〕、d)を中心に〕
  4. 記入したカードは、記入者が「生きもの発見・田んぼ地図」の発見した場所に貼り付け、次第に生きものが豊かになってゆく過程を、全員で共有できるようにする。
  5. 「発見地図」係りを決め、1ヶ月に1回程度報告会を行う(どんな場所にどんな生きものがどのくらいいたか)。
〈注意事項〉
  1. このマップは子供たちの自主的な活動(休み時間、放課後、休日など)を中心に作ってゆくが、他の学年にも参加を呼びかけ、学校全体が生きもの田んぼへの関心を高める道具とする。
  2. この導入として「プールのヤゴをすくおう」プログラム(資料B)を行う。プールのヤゴを田んぼに放すことにより、田んぼがヤゴの住みかという意識付けができる。
〈準備するもの〉
  1. 学校田の大きな白地図(「生きもの発見・田んぼ地図」;模造紙2枚分程度)
  2. 「生きもの発見カード」と画鋲またはテープ
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