出前授業「SDGsと海洋ごみ」~仙台市立岡田小学校

仙台市立岡田小学校の校長先生から4年生の総合的な学習の時間への協力依頼があり、SDGs教育プロジェクト校の一つとして支援をしていくことになりました。学習テーマは環境問題(ごみ)です。6月26日(木)、MELONスタッフが講師となり、出前授業を行いました。

タイトルは、「SDGsと海洋ごみ」です。SDGsについては、6年生の社会と理科の最後の方で学習します。それでも、なんとなく聞いたことがあるという子どもたちでした。前半は、SDGsとは何か、環境に関係する目標を取り上げて、どんなことが起きているかを話しました。
目標14「住み続けられるまちづくりを」では、岡田小学校の周りに落ちていたごみのスライドを見せました。「だれが拾ったのかな?」と聞いたら、すぐに「校長先生!」と返ってきました。校長先生は毎朝、学校の周りのごみ拾いをしていたのですね。

後半は、仙台市荒浜海岸に実際に落ちていた海洋ごみのサンプルを子どもたちに手に取ってもらいました。豆管(カキ養殖に使われるもの)、タバコのフィルター、細かくなったプラスチックや発泡スチロール、お菓子の袋、アイスの棒、レジンペレット(プラスチック製品の原料)など。陸のごみが海に行っていることを子どもたちも理解しました。

次回の出前授業では、ごみ問題の解決のために活動している方を講師にお呼びします。最後のスライドの吹き出しのメッセージです。
「小学生のわたしにもできることはあるのかな?」
「小学生のみなさんにもできることは、よーけあるけんな!考えてみられ〜よ〜」