公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

宮城県仙台市の公益財団法人みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)の公式ホームページ。部会活動や環境に関するイベントの情報発信、ボランティア募集等を行っております。

環境学習『やってみらいん!』フォーラム〜事例発表・体験・相談会〜【旧サイトの内容です】

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環境学習『やっていらいん!』フォーラム
〜事例発表・体験・相談会〜

 このフォーラムは、事例発表会・体験会・相談会の大きく三つで構成されており、幼稚園・小学校・中学校において環境をテーマにした取り組みをされている方々の事例発表には、実際に企画・準備をする先生、そして連携するNPOなどの協力者、さらに生徒さんが出演しました。その他、会場では体験や相談・情報のコーナーを設け来場者の当日は、たくさんの方にご来場いただき、会場は活気溢れるものとなりました。
日時 2007/2/17(土)12:30〜16:30
会場 せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア
参加人数 約300人
主催 みやぎ環境学習パートナーシップ会議(宮城県)
企画・運営 (財)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
後援 宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、河北新報社、宮城教育大学、
仙台広域圏ESD・RCE運営委員会
Report:伊藤さおりさん(MELON会員)
『環境学習「やってみらいん!」フォ-ラムに参加して・・・』

 せんだいメディアテ-クにて開催されました環境学習「やってみらいん!」フォ-ラムにボランティアとして参加させていただきました。

 事例発表会では、幼稚園の子ども達と保護者が一緒に野山を散策したり、小学生とNPOの共同での強大な笹舟づくり体験や中学生の野菜作りや企業訪問など、大人と子ども、社会と学校が手と手を取り合って、環境学習に取り組んでいることに感心しました。

 体験コ-ナ-では、ツキノワグマやももんがの剥製の展示、まつぼっくりなどの木の実を使った人形作りや竹とんぼづくりなどは、子どもだけでなく大人も童心に返って楽しんでいるようでした。特に、動物達のフンのコレクションなどはこのような機会でないとなかなか見たり、比べたりはできない貴重な体験でした。自然の中に入って楽しむことで体感し、将来、環境を自然に考えられる心が育まれるのですね。

 フォ-ラムに参加して、「簡単にできることでも、多くの人が参加することで形になることが分った」という中学生の言葉が心に残りました。5年後、10年後の未来のために、私達にできることから始めようと思います。

事例発表会
㈰お散歩からの自然体験
 山路博子氏(学校法人・仙台みどり学園 みどりの森幼稚園)
 小野正之氏(NPO法人サイカチネイチャークラブ)
㈪笹舟から歴史と環境を考える
 石山芳毅氏、高橋 悠君(仙台市立荒町小学校)
 布田直志氏(NPO法人笹舟)
㈫地球温暖化ってなあに?
 青山清司氏、金谷恭平君、飯塚悠介君(仙台市立幸町中学校)
 小幡秀樹氏(宮城県地球温暖化防止活動推進員)
【コーディネーター】見上一幸氏(宮城教育大学環境教育実践研究センター教授)
体験・情報・相談コーナー
㈰さわってみらいん!
動物のフンなどの展示
協力/NPO法人サイカチネイチャークラブ
㈪つくってみらいん!
小枝などを利用してのネイチャークラフト体験
協力/NPO法人宮城県森林インストラクター協会
㈫のってみらいん!
ミニチュア笹舟の展示
協力/NPO法人笹舟
㈬きいてみらいん!
動物の剥製・昆虫の標本などの展示、
顕微鏡・PCを使っての実演、他
協力/宮城教育大学環境教育実践研究センター
(環境教育ライブラリー“えるふぇ”)
㈭やってみらいん!
県内の環境学習受け入れ団体・施設・
イベント等の紹介。バケツ稲の相談。
協力/みやぎ環境学習パートナーシップ会議メンバー

 本フォーラムをきっかけに、個人・団体の方からMELONについて、地球温暖化防止活動推進員についてお問い合わせをいただきました。わずかながら、目的であるネットワークづくりのお役にたてたように感じます。今後、県内での環境学習・環境教育の体験・受け入れ施設等の情報収集や主にフォーラムをまとめた会報の発行を計画しております。
 フォーラムにご来場の皆さま、大勢のスタッフの皆さま、広報にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。

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