公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

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森で遊ぼう!in川崎町貸森林【旧サイトの内容です】

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第1回MELON環境市民講座
『森で遊ぼう!in川崎町貸森林』

日時 2010/5/15(土)8:50〜15:30
開催場所 川崎町貸森林
講師 宮城県地球温暖化防止活動推進員森林グループ「エコ・森林」
参加者 18名(大人10名、子ども8名)
仙台駅西口からマイクロバスで川崎町の貸森林に向かいました。川崎町は森林が約8割と多い地区ですが、手入れされず荒れていました。そこで川崎町では森林を活用し再生させよう、そして豊かな水を守っていこうとさまざまな取り組みが行われています。
「エコ・森林」の方々は、川崎町の貸森林制度を利用して、森林を借り、そこの間伐作業や、竹炭作り、きのこの植菌、そしてツリーハウス作りなどを楽しみながら活動しています。
子ども達にも楽しめる内容を、とさまざまな仕掛けを作って待っていてくださいました。
その内容をご紹介します。
行きのバスの中で川崎町の取り組みについてのお話し 到着したらまず準備体操です。 山を登りながら植物観察・山菜採り 

講師は質問に何でも答えてくれました。
講師は総勢11名! まずはかまどの準備。 大人気の手作りブランコ 

左が参加者、右が講師です。左奥にあるのが作成中のツリーハウス。

大人が火をつけ、子どもがたきぎを集めました。火の使用については、ちゃんと事前申請しています。

子ども達に大人気で順番待ちになるほど。枝から紐を下げただけの手作りです。
竹炭窯もありました。 お父さんと一緒に薪割り 菜種油の山菜天ぷら 

今回は説明だけでしたが、活動の中では作ることもあるそう。

初体験の薪割りに悪戦苦闘です。

大人はお昼の準備。川崎町の菜の花から作った菜種油は菜の花の色をしていました。
ひっつみ汁作りにお手伝い 森の中でお昼♪ 

子どもたちも一緒にひっつみ汁作りをお手伝い。他に焼き芋も作りました。

自然の中で食べるご飯はぜいたく!食卓のお花も講師の気遣いを感じました。
子ども達はおかわりするほど。

天ぷらは、サンショウやシドケなど山で採ったもの。他に藤の花やタンポポもありました!食べても油っこくないのは純粋な菜種油だからでしょうか。
落ち葉のプール 火の始末 最後に記念撮影 

ご飯の後は、残り時間も1時間。大人も子どもも山を存分に楽しもうとそれぞれ遊びました。

山の中は本来火を使ってはいけません。今回は事前の許可を得、水も十分に準備をして行いましたが、火の始末は大切。しっかりお話がありました。

最高の天気の中、たくさんの講師の気遣いで子どもから大人まで楽しめる講座になりました。いらしてくださったみなさん、講師の方、協力くださった方々、ありがとうございました。
大好評のイベントができました。大人も子どもも自然の中で楽しめ、そして自然を学ぶことのできる充実した内容でした。
また来たいとの感想も多く、緑・食部会では今後も講師の方と話し合っていきたいと思います。
緑・食部会では次回7月4日(日)に「田んぼの学校」も開催します。こちらも田んぼの生きものに触れ合いながら、環境について学べる内容となっていますので、ぜひお楽しみに!

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