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SDGs環境出前講話・気候変動編~石巻市立和渕小学校

12/15(木)、石巻市立和渕小学校でSDGs環境出前講話・気候変動編が行われました。4~6年生のみなさん49名が参加しました。昨年は、今の6年生がキリバス編を受講しました。

講師は、宮城県地球温暖化防災活動推進員でコミュニケーターチームのリーダーである佐藤俊彦さんです。後藤健一さんもアシスタントで参加しました。内容は、SDGsから始まり、その中の気候変動に焦点を当て、原因や影響、将来予測、そして具体的な対策などです。

SDGsは小学校6年生の理科と社会の教科書の最後に出てくる内容で、気候変動も5年生の理科で触れる内容です。参加した4年生には難しいかなと思ったのですが、とても熱心に聞いていました。猛暑のためにプールが中止になるなど、子どもたちはすでに身を持って気候変動、地球温暖化の影響を感じているとのことでした。

講話のところどころで講師の佐藤さんから質問やクイズがあったのですが、とても反応がよく、手を挙げて答えていました。
「CO2が増えると、今の生活ができなくなるので減らしたい。」
「和渕の環境を守っていきたい。」
8人の子どもたちが感想を述べて終わりました。これからの和渕小の子どもたちの行動に期待します!

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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SDGs環境出前講話・キリバス編~東北外語観光専門学校

12月13日(火)東北外語観光専門学校でDGs環境出前講話・キリバス編が行われました。
この学校は昨年に続けて2年目の開催。今年は1年生100名の方が参加してくれました。

国際コミュニケーションや国際観光などまさに世界で活躍を目指す学生さんたちにオノさんの講話も一段と熱が入ります。

最後の質疑応答では、スーパーでアルバイトをしているときの食品ロスについての疑問についてもお話がありました。講話終了後にも熱心にオノさんとお話をしている生徒さんの姿も。

これから世界と日本を繋ぐことを目標に皆さんがんばっていってほしいですね^^

オノさんも関心を広げることに意味があると言っていました。少しでも身近なものに対して疑問を持って、私たちが何をすべきなのか行動に起こして世界を変える一人になっていきましょう!

(ストップ温暖化センターみやぎ 吉田)

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授業参観日に意見交流会「SDGs発表会」~仙台市立中野栄小学校

12/1(木)、仙台市立中野栄小学校で意見交流会が行われ、日本キリバス協会のケンタロ・オノさんとMELON職員で見学させていただきました。意見交流に取り組んだのは、6年生の皆さん約60名です。この日は授業参観日とのことで、たくさんの保護者の方々も見に来ていました。

SDGsの目標についての意見文を発表し合い、「つながり」を考えながら、気づいたことや感想を話し合おうという学習活動に取り組みました。

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成されていて、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

児童の皆さんは17のゴールから各自が取り上げた目標について、自分で調べてまとめたことや自分の考え等を発表しました。たとえば、7のエネルギーを選んで「エネルギーを大切に」、13の気候変動を選んで「温室効果ガスの出すぎを防ぐために」、15の陸上資源を選んで「森林を大切にし、動物を守ろう!」などの意見を発表しあっていました。

意見交流の後は、全体で目標同士のつながりや共通点を考える時間。先生が「他の人の発表を聞いて、目標同士がつながっているなと思ったことはありますか?」と問いかけると、少し遠慮しながらも次々と手が挙がりました。

最後のまとめでは見学していたケンタロ・オノさんから「皆さんはたくさん世界のことを調べて、私たちの目指しているSDGsのそれぞれのゴールが全てつながっていると発見してくれました。世界中でここまで詳しく調べて考えてくれた6年生は、皆さんだけかもしれません。自信を持ってほしいと思います。」とお話がありました。続けて「世界のことが詳しくなった後は、日本や仙台ではどうかな?と関心を持ってほしい。ぜひ卒業までに調べて考えてみてほしいなと思います。」とお願いがありました。

SDGsのそれぞれの目標やお互いの意見の共通点を見つけ合えた中野栄小学校6年生の皆さんなら、きっと世界と自分たちの地域のつながりも見つけられるのではないでしょうか。タブレットで写真やグラフなどを掲示しながら、しっかりと自分の意見を述べている頼もしい子ども達の姿にとても感動し、見学していた保護者の方々の気持ちや子ども達の将来に思いをめぐらせた時間となりました。

(ストップ温暖化センターみやぎ 小山田)

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気候変動×SDGs ギャラリートークイベント

 12月4日(日)にフォレスト仙台でギャラリートークイベントが行われ、3名の講師の方をお招きして気候変動に関する講演をしていただきました。

 当日は対面開催だけでなく、YouTubeにてオンライン配信もしており、多くの方に聞いてもらうことができました。どの講演も自分では調べることができないような貴重な内容で、とても勉強になりました。また、対面の参加者からは講演後にたくさんの質問があり、それらを踏まえたギャラリートークも講師の方々の異なる視点を感じることができて興味深かったです。

ギャラリートークの様子

 後半部分で講師の皆さんから、私たちがいま何をすべきなのかをお話いただきました。

 現在、本イベントはYouTubeでアーカイブ配信を実施しています。当日参加できなかった方やこのブログを読んで興味を持ってくださった方は以下のリンクからご視聴ください。
 配信URL:https://youtu.be/iGrPjJFtFKU

インターン生 吉川

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気象・防災出前授業~仙台市立八木山小学校

12月6日(火)、仙台市立八木山小学校5年生の各クラスを対象に防災士(NPO法人日本防災士会/防災士会みやぎ)の佐藤美嶺さんによる「家族に必要な“食のそなえを考えよう”災害後を生きるためのそなえ」が行われました。

災害が発生するとどんなことが起こるの?

最初は、地震直後の家の中の写真や、川の堤防が決壊した現場の写真などを交えながらのお話から始まりました。
災害が発生すると、水道から水が出なくなったり、コンロ(ガス)が使えなかったり、電気が使えなかったり…。

災害後を生きるにはどんなそなえがいるの?

児童たちは、メモをとりながら話を聴いていました。
避難生活には様々なスタイルがありますが、家がこわれていなければ自宅で生活する「在宅避難」がおすすめだそうです。
そのためには、自宅のそなえ、様々な支援をうけること、この2つが必要とのことでした。
様々な支援については、震災後に法律が変わり、避難所にいなくとも「在宅避難」でも受けられるようになったのだとか。

災害後を生きるために必要な「災害食」って?

災害後を生きるためには、「食べる」「遊ぶ」「寝る」など、生きるために必要なことがいくつかある中で、この出前授業では、「食」について学びました。

佐藤先生によると、震災前はカンパンやヨウカンなどが「非常食」として備えられていましたが、東日本大震災の経験から「災害食」という考え方が生まれ、日常の延長で考えることが重要だとお話されました。
災害食をそなえるポイントとしては、「家族一人ひとりに合わせる、栄養バランスを考える、大好きなものを忘れずに」と佐藤先生。
また、災害食を使う時のポイントとしては、食中毒防止のために直接手で触らないといった「食べ方の工夫」、火が通りやすいように細かくきざむ、洗い物を出さないといった「調理の仕方の工夫」、食材を交換するなどの「助け合い」とのことでした。

ワークでは、自分の家族を思い浮かべながらどんなそなえが必要かを考えます。
例えば、おじいちゃんがいて、入れ歯がないと固いものが食べられないという食まわりの困りごとがある場合には、やわらかい食べ物をそなえておく必要がある、という具合です。
家族それぞれで事情は異なります。
ペットがいる家庭では、ペットの分も考える必要があります。
インターネット等で調べたことに加えて、自分や家族に目を向け、自分事にしていく授業につながっていく様子がうかがえました。

(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)

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