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SDGs環境出前講話南極編~東松島市立赤井南小学校

11月14日(火)、SDGs環境出前講話南極編を東松島市立赤井南小学校で行いました。6年生51名が参加しました。東松島市は、脱炭素先行地域に認定されたところです。今回の出前講話は、6年担任の先生からの熱心な要請で実現しました。

講話では、ついこの前まで半袖の子が見られましたが、今日はさすがにいませんでした。少し寒い体育館でしたが、南極の美しい風景と石井さんの話に子どもたちも先生も引き込まれていきました。

今回は、CSOラーニング生としてMELONに来ている東北大学の沖田さんも同行しました。講話を受けるのは初めてなので、子どもたちとともに話を聞いていました。観測隊の人たちの生活と協力の大切さ、オゾンホールが小さくなっていく様子などに感動したとのことでした。

脱炭素先行地域に認定された東松島市にある赤井南小学校6年生のみなさん、地域の人たちとともにこれからどんな行動をしていくのでしょうか。大いに期待します!

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SDGs環境出前講話気候変動編~利府町立利府第二小学校

11月9日(木)、SDGs環境出前講話気候変動編を利府町立利府第二小学校で行いました。5年生54名が参加しました。

5時間目は、MELONスタッフによる「地球の未来をみんなで変えていこう!」の講話です。5月に国語で環境問題などを調べて作文にする学習を行ったそうです。ある程度の予備知識を持ちながら熱心に聞いていました。
「やばい!」という声があちこちで聞かれましたが、「日本のCO2の量は増えているか減っているか」のクイズで、「減っている」という答えに安心する姿が見られました。
「自分が暑いだけでなく、自然がたいへんになることが分かった。」
「温暖化は命の危険がある。」
などの感想がありました。

6時間目は各教室に戻り、各自が持っているタブレット端末でMELONが開発したウェブ教材「家庭でできる!気候変動対さく」を使ってもらいました。興味を持ちながら、できそうな対策を選んでいました。1組では、合計で10万円になった子もいました。2組では、家族に伝えたいものを三つ選びました。

タブレット端末は週末に家に持ち帰り、今度は家族とともにウェブ教材を使ってもらいます。さて、どれくらいのCO2が削減できていくら節約できるでしょうか。楽しみながら取り組んでほしいと思います。

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第2回推進員養成研修を開催しました!

2人の講師をお迎えし、第2回宮城県地球温暖化防止活動推進員養成研修を開催しました。

日時:2023年11月4日(土)

場所:エル・ソーダ仙台 大研修室(アエル28階)

第1部

講師:山田一裕氏

所属:東北工業大学 地域連携センター長、工学部環境応用化学科 教授

第1部では講師に山田一裕(やまだ かずひろ)氏をお迎えし、「市民活動の在り方・意義について」というテーマでボランティアや市民団体の活動の仕方についてお話をいただきました。

まず、ボランティアやNPOについての説明をしていただきました。ボランティアには、自発的な意志、つまりなぜボランティアに参加しようと思ったのかが大切だというお話から始まりました。また、一口にボランティアと言っても、モチベーションが高い社会貢献型や、いるだけで満足度が高いセラピー型があることがわかりました。

次に、市民団体が抱える課題についてお話いただきました。日本の環境NPOが抱える問題として、活動そのものや成果が見えにくい事、環境NPOの必要性や市民社会に対する認識が不足している事があると指摘されていました。

MELONでも情報誌の発行や事務局ブログで活動を発信していますが、なかなか多くの方に伝わらないことを課題に感じており、具体的な解決策を考える必要性を改めて感じました。

最後に、科学リテラシーの観点から市民活動を考えるという題目でお話をいただきました。現在、多くの情報の中から正しい情報を判断する力が求められています。その中で「批判的」と「猜疑的」の違いを理解する重要性を説明していただきました。

「批判的」とは、中立的な立場で、論理的に間違っていないかなどを判断することです。一方で「猜疑的」とは、何か企んでいるのではないかという先入観から入り、素直に物事を受け取らないことを指します。これは、逆に言えば、普段身近な人や仲間の言葉を無批判で受け入れることにつながります。

自分が納得しやすい考えや専門家や科学者の言葉は無意識に受け入れてしまいがちですが、専門家や科学者の言葉が必ずしも正しいとは限りません。常に「批判的」な立場で情報を判断することが大切です。

第2部

講師:渡辺祥子氏

所属等:アナウンサー・情報誌「りらく」編集長

午後の第2部では、渡辺祥子(わたなべ しょうこ)氏をお迎えし、「良き関係を築き、伝わる!を目指すコミュニケーション講座」と題して話を伝える際、聞く際に意識するポイントを説明していただきました。

コミュニケーションをとる際、表情や態度から受ける印象が最も大きいというお話から始まりました。例えば、不貞腐れた態度で「すみませんでした」という言葉を発しても、相手には反省の様子が全く伝わりません。言葉を効果的に伝えるには、表情や態度、音声、姿勢なども意識した話し方をする必要性があります。

話を聞く際も、表情や態度、相づちがとても大切です。また、同感と共感をうまく使いわけることを強調されていました。「同感」は、「そうそう」とか「違うな~」など自分の気持ちが主になることですが、「共感」は、「あなたはそのように考えているのですね」と、相手を主にして聞くことです。同感と共感をうまく使いこなせるようになれば、より心地よいコミュニケーションがとれるようになるのではないでしょうか。

(記事:MELONインターン生 沖田)

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第3回推進員研修にて、ライティング講座を行いました!

第 3 回宮城県地球温暖化防止活動推進研修(ライティング講座)を開催しました。

●日時:2023 年 11 月 4 日(土)10:00~11:30

●場所:エル・ソーラ仙台 大研修室(アエル 28 階)

●講師:坂上健栄(さかがみ きよはる)

・所属:ハリウコミュニケーションズ株式会社 営業部 次長

・実績:東北電力、仙台空港アクセス鉄道、仙台市水道局などの広報戦略・広報誌等の制作に携わられていたほか、河北新報社の楽天イーグルス応援企画やトップインタビュー企画などのシリーズもの、関東の大型商業施設の販促統括ディレクターなどコピーライター・ディレクターとしての実績多数。

 参加者:12 名

ストップ温暖化センターみやぎ(運営:MELON)では、講師に坂上健栄(さかがみ きよはる)氏をお迎えし、取材におけるライティング講座を学ぶ研修を開催。坂上氏の豊富なご経験をもとに実践で使えるポイントをお話いただきました。

まずはじめに、取材で大事なこととして、「なぜ、伝えたいのか?」「伝えることでどんな成果を望むのか?」を理解しておく必要があるというお話から始まりました。

取材とは、そのための材料を集めることであり、伝える意義、取材の意図が不明確だと取材も記事もピンボケになってしまうとのことです。

坂上氏の話は、取材に行く前の事前準備、持ち物、取材を成功させる法則等について体験談も交えながらテンポよく進んでいきました。

「10 を聞いて、書くのは 2~3」「要るか、要らないか」「面白いか、面白くないか」を考え

ながら取材対象者の話を聞くなどの具体的な方法をご紹介いただきました。

後半は、「推進員になったきっかけ」について 二人一組となり、取材をする側とされる側に分かれて実際に取材体験をしました。

前半で学んだ手法を早速活かす場面です。

坂上氏からは「話し言葉をそのまま書くと、相手の品格を下げるような記事になることがあるので、そういう場合は意味が変わらないように言い換えることも大切。」という説明がありました。

書いて伝えることも普及啓発手段のひとつとなります。

研修を通して、推進員の皆様の活動の幅を広げていただくとともに、ストップ温暖化センターみやぎとしても、環境イベント等だけではない活動の場の提供も進めていければと思います。

(記事:ストップ温暖化センターみやぎ 早川)

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SDGs環境出前講話キリバス編~仙台市立向陽台小学校

11月8日(水)、SDGs環境出前講話キリバス編を仙台市立向陽台小学校で行いました。6年生103名が参加しました。担任の先生が前任校で実施して本校でもぜひということで実現しました。

向陽台小学校の校内研究は生活科・総合的な学習の時間だそうです。6年生は、総合でSDGsについて学習をしているとのこと。はじめから、関心がとても高い子どもたちでした。

ひたすらメモを取っている子がたくさんいました。表から裏、さらには先生から追加の用紙をもらっていました。そんな子も、最後はメモを取るのをやめて、話をし~んと聞いて画面をじっと見つめていました。

ケンタロさんともども、「この子たちは何か行動を起こすのではないか」という期待をとても感じられる講話となりました。

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