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気候変動×SDGsギャラリートークイベント開催!

近年、国内でも台風の大型化や記録的な豪雨による大規模な水害等の気象災害が頻発しており、私たちの生活や生態系にも大きな影響を及ぼしています。
日本では、2050年カーボンニュートラルに向け国を挙げての取り組みが加速しています。
宮城県においても同様の目標が掲げられ、県民一人ひとりの意識と行動の変容が求められています。
しかし、気候変動問題がまだ身近に感じられていない、解決のために何をしていいかわからない等、他人事のように考えてしまっている方が多いと思います。
そこで、地球温暖化に関する最新の情報を提供するとともに、地球温暖化の影響で水没の危機にさらされている国のひとつであるキリバス共和国についても紹介します。
この機会に気候変動について一緒に考えてみませんか?


日 時:2022年12月4日(日)13:30~16:00


場 所:フォレスト仙台2階 第2フォレストホール(YouTube配信あり)


内 容:
講演① 気候変動に関する最新情報
 江守正多氏(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授、国立環境研究所 上級主席研究員)
講演② 国がなくなる?キリバス共和国と地球温暖化
 ケンタロ・オノ氏(一般社団法人日本キリバス協会代表理事)


申込方法:下記のURLもしくはMELONまで電話もしくはメールにてお申込みください。


申込URL:https://forms.gle/AhAv7jGrBrNcWfiEA


主 催:環境省 東北地方環境事務所


運 営:公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク


配信協力:特定非営利活動法人メディアージ


本セミナーは環境省東北地方環境事務所「令和4年度地球温暖化対策普及啓発に関するセミナー運営等業務」の委託を受けて開催します。

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SDGs環境出前講話・キリバス編~宮城県仙台東高等学校

2022/10/28(金)、宮城県仙台東高等学校で「令和4年度英語科講演会」として、SDGs環境出前講話・キリバス編が行われ、英語科1~3年生の112名が参加しました。

演題:「国がなくなる?キリバス共和国と地球温暖化」-東高からキリバスへ-
講師:ケンタロ・オノ氏

実は、仙台東高等学校は、ケンタロ・オノさんの母校。
ケンタロさんの英語による講演は自己紹介から始まりました。
目の前のケンタロさんが、自分たちの先輩であり、自分たちと同じ年齢の時に単身でキリバス共和国に渡ったことを知り、後輩たちはいっきに引き込まれた様子でした。

ケンタロさんの英語での講演を聞く生徒たち

たくさんのスライドには、英語と日本語が併記されています。
ケンタロさんは、美しい海で魚が泳いでいる写真を見せながら、「写真を見てきれいと思う人もいれば、唐揚げにして食べたいと思う人もいる。考えが違うのはあたりまえ。その後、どういう行動をとるかが大切」といったメッセージを伝えました。
「グローバル人材」と言われる中、グローバル感覚とは英語がわかるというだけでなく、文化や歴史を理解しようとする姿勢が大切であることを学びました。

キリバスの美しい海と魚の写真を見せるケンタロさん

最後の質問タイムで数名から質問がありました。その中で、ある生徒から「以前、授業中に先生から地球は温暖化していないという話を聞いたのですが、どっちなのかわからなくなりました。」という発言がありました。
まわりが少しざわつき、ケンタロさんは「とてもいい質問ですね」と応えたあと、最初の方で話をした美しい海で泳いでいる魚の写真のことを例にあげ、「地球温暖化に関して人により意見が異なることもありますが、キリバスで起こっているこれまでにない異常気象、海面上昇は事実です。疑問を感じたら、ぜひ、色々な人の話を聞いたり調べたりして理解を深めていってほしい」と伝えました。

質問タイムの様子

キリバスのこと、環境問題のこと、自分と人との意見が異なるのはあたりまえ、というケンタロさんのメッセージは後輩たちにしっかりと伝わったのではないでしょうか。

(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)

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SDGs環境出前講話・キリバス編~石巻市立万石浦小学校

10/31(月)、石巻市立万石浦小学校でSDGs環境出前講話・キリバス編が行われました。5、6年生のみなさん91名が参加しました。

学校名のとおり、万石浦のすぐそばにある小学校です。東日本大震災のときは津波は来なかったそうですが、現時点では津波想定地域のため、2階以上の各教室が町内会ごとの避難場所となっていました。水産関係で働いている保護者が多いそうです。

海と深く関わっている学校の子どもたち。熱心にメモを取りながらケンタロさんの話に聞き入っていました。5年の担任の先生は、始めから終わりまでの90分間立ちながら話を聞いていました。

先生曰く、「こんなに集中している子どもたちの姿を見て驚きました。」とのこと。それだけ関心があったのでしょう。万石浦小学校のリーダーである5、6年生のみなさんのこれからの行動に期待しています!

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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七北田公園樹木観察会~みやぎ里山応援団

10月29日(土)、MELON内のみやぎ里山応援団が主催するイベント「七北田公園樹木観察会」を開催しました。みやぎ里山応援団としての外でのイベントは久しぶりです。秋晴れのすがすがしい中、里山応援団のメンバー、お子さん、一般参加者、計14名が参加しました。

最初に突風が吹いて出店のテントが飛ばされそうになってヒヤッとしましたが、その後は穏やかな天気でした。仙台市七北田公園は、東京ドーム5つ分の面積で仙台市内で一番大きな公園です。講師の佐藤さんと篠崎さん、さらには、里山応援団の今野さんと長島さんによる樹木の解説を聞きながら歩きました。みなさん、知識が豊富で、なかなか先に進みません。(笑)質問も次々に出ました。

カツラの木の下を歩くと、ワタあめのような甘い匂いがしました。キョウチクトウの枝には毒があるので、箸に使ってはダメだということ。ケヤキは横に広がるが、道路のケヤキは広がらない品種であること。ドングリは総称であってブナ、コナラ、クヌギなどになる。ブナのドングリは三角形だったなど、次々と初めてのことばかり!メモ用紙がたちまち埋まってしまいました。途中、ドングリゴマも作って回しました。

60分の予定では足りず、90分となりました。参加者の方からは、
「仙台に住んで三十年以上経ちますが、七北田公園があんなに素晴らしい場所とは知りませんでした!もし良かったら、第二弾、第三弾、季節ごとの観察会をぜひお願いいたします^_^」
というメールをいただきました。ありがとうございました。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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SDGs環境出前講話・キリバス編~大和町立鶴巣小学校

10/25(火)、大和町立鶴巣小学校でSDGs環境出前講話・キリバス編が行われました。5、6年生のみなさん19名が参加しました。

玄関を入ると、食品ロスをなくす呼びかけのポスターが貼ってありました。そこには、写真にある一言がありました。すでに、地球温暖化や食品ロス、海洋ごみ問題などを学習しているみなさんでした。

ケンタロさんが浦島太郎の話をしたところ、5年生のみなさんは学芸会で浦島太郎の未来を想像した創作劇を演じ、海洋ごみ問題も取り上げたそうです。数年前の台風では、近くを流れる吉田川の決壊で家の畑に被害があったという子もいました。

里山のようなすばらしい環境で育っている鶴巣小学校5、6年生のみなさん。これからの行動を期待しています。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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