公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

宮城県仙台市の公益財団法人みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)の公式ホームページ。部会活動や環境に関するイベントの情報発信、ボランティア募集等を行っております。

エコシティ【旧サイトの内容です】

VPRESS BackNamber●4、ペットボトル徹底分別大作戦!! 

 ユアテックスタジアム仙台の環境への取り組みで、今シーズン大きく変わったトコロといえば、ズバリ「エコステーションの登場」です。

 これは、今シーズンから自主運営組織になったチームボランティアのみなさんの発案により準備がすすめられ、チーム主導のもと、仙台市企画市民局スポーツ交流課のバックアップがあって現在の形が実現しました。
ユアテックスタジアム仙台のエコステーションは、ボランティアが常駐しています。ごみをサポーターの皆さんに正しく分別してもらえるようナビゲートしています。4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)はごみ減量化を普及するためによく利用される言葉ですが、エコステーションでは徹底的なリサイクルを実施し、なるべく焼却するごみを減らすことを目的に分別しています。

 MELONからは、新たな試みとして、ペットボトルの徹底分別について提案しました。これまで分別は行っていましたが、家庭ごみでは常識の「㈰つぶして、㈪ラベルをはがす」というトコロまでを徹底的に実践してみることにしました。提案に至った経緯は、仙台89ERSで実際に取り組みをおこない手ごたえがあったこと、何よりベガルタサポーターがこれまでの取り組みにおいても非常に協力的であったことでした。「挑戦してみよう、問題があったら見直せばいい」とのボランティアさんたちのチャレンジ精神と柔軟さに後押しされ、実現しました。

 ペットボトル徹底分別は実施してまだ間もないですが、ほとんどのサポータのみなさまが「ペットボトルは、つぶして、ラベルをはずして、分別してください」という声がけに、協力してくださっています。とても、とてもうれしく思っています☆

 なかには、大人が分別するのにもてあましているペットボトルを楽しげに分別してくれるチビッコも登場していますし(チビッコにはエコステーションに設置してあるペットボトルつぶし機でペットボトルをつぶすことがかなり楽しいらしいのです)、「ペットボトルに点線なんてついてたの!!」とはじめて認識される方がいらして、やさしく指導しているボランティアさんに御礼を言っていかれました。また、アウェーのサポーターの皆さんも「ベガルタルール」にしたがって、取り組みに感心しながらしっかり分別してくださっています。

 試行錯誤をしながら、でも着実にベガルタ仙台の取り組みはチーム、ボランティア、売店、そして観客に定着し、全国にまで波及しています。

 ごみを削減することで結果的に二酸化炭素の排出が抑えられ、限られた資源の節約にもなります。非日常の空間であるスタジアムで、あえてごみ分別を呼びかけているのは、「感動とともに、日常生活の見直しをしていただくきっかけをスタジアムから提供できれば」との思いからです。

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