尚絅学院大学と&KiriCANユースグループの交流!

ストップ温暖化センターみやぎでは今年度、40校のSDGs環境出前講話を実施。
そのうち30校は宮城県仙台市在住のキリバス人ケンタロ・オノ氏によるキリバス共和国で起きている気候変動による海面上昇や海洋ごみなどの問題を取り上げ、気候変動を中心としたSDGsについて学ぶことのできる内容で実施をしました。

そんなオノ氏の講話を聞いた次世代を担う日本の若者たちと、キリバス共和国のユースが交流し、双方の若者が様々な意見・考え方や文化と触れ合う機会として2月22日に交流会を行いました!

今回、NTT東日本スマートイノベーションラボ仙台にて開催しました。
スマートイノベーションラボ仙台は情報発信や共創のキッカケ作り、議論を深める場として等多目的に活用できる場です。

今回は第1回目の交流ということで、自分たちの国の紹介、そして質疑応答や意見交換を行いました。
開催にあたっては、一般社団法人 日本キリバス協会のオノさん達に現地との調整や通訳と多大なご協力もいただきました!

発表順はジャンケンで決めることに!
実は、キリバス共和国では日本と同じジャンケンがあるんです。日本では「ジャーンケーンポイ!」ですが今回はキリバス語の「サーンケーンポイ!」に合わせて、ジャンケンをしました。共通のものがあるとなんだかうれしいですよね!
そして勝負の末、日本が最初に発表することに決定!

尚絅学院大学の学生2名から英語で、さらに途中にクイズを交えながら松島の紹介や大学の紹介をしてもらいました。

キリバス共和国からも国の風景や歴史、そして今気候変動によって起こっている事について紹介してもらいました。

後半では質疑応答と意見交換を実施!

【日本からキリバスへの質問】
「日本では獲れる魚が変わったりしているが、キリバスでも起こっているのか」
「魚が獲れなくなって、食べるものを他のものに切り替えているのか」

【キリバスから日本への質問】
「日本でも気候変動の影響を感じる?」
「日本で魚の養殖、水質ってどうやって保っているの?」

等々海に関する質問等が多くありました。
皆さん最初は緊張からか遠慮がちでしたが中盤から積極的に質疑応答に参加してくれていました。

今回、オンラインを通してですが良い交流になったかと思います。
特にオノさんのお話でキリバスの事は「知って」いたけど、今回の交流を通してキリバスに「触れる」ことで気候変動を更に自分事化し、行動喚起の機会になったのではないでしょうか!

オノさんからも今回の交流は『第1回目』、ということで今後もこういった場を実施していきたいと思います!

(ストップ温暖化センターみやぎ 吉田)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です