先日3日間にわたり、MELON事務局で職場体験学習の受け入れを行い、仙台市立沖野中学校の生徒さん3名が来てくれました。職場体験学習は、望ましい職業観や勤労観を育成し、主体的な進路選択の一助とするために実施されているそうです。
今回は、はじめにMELONの団体の成り立ちや活動概要などの説明を行い、その後パンフレットの挟み込み作業やアンケートのデータ入力、環境コラムのライティングに挑戦しました。
環境コラムのライティングでは、皆で「11/11いただきますの日」を題材にすることに決め、環境と食のつながりを考えながら「何を伝えたい?」「どんな人が読むと思う?」「読みやすい文章を書くには何を意識しよう?」などなど話し合いました。
骨格を皆で話し合った後は、情報収集しながら執筆。自分たちの伝えたいことを考えて、書いてくれました。
記事は 11月11日「いただきますの日」と環境(寄稿文) です。ぜひご覧ください。
最後に、生徒の皆さんからMELON職員にインタビュータイム。「何を目標に働いていますか?」「喜びややりがいはどのような場面で感じますか?」「どのように収入を得るのですか?」という質問に、3名の職員がそれぞれ答えました。
MELONでは、今回はじめて中学生の職場体験学習の受け入れを行いました。勇気を出して事務所の入り口であいさつする姿、丁寧にパンフレットの挟み込み作業に取り組む姿、自分の考えを一生懸命に言葉にしようとする姿。生徒さんたちのそんな姿から、「どんな場面でも挑戦していくという姿勢」は、働く上で忘れてはならない大切な心構えだなと感じました。
そして、インタビューでは改めてMELON職員が、どんな思いをもって業務に取り組んでいるのかを知る機会にもなりました。もちろん職員同士は日々コミュニケーションをとっていますが、今回中学生の皆さんからまっすぐな質問を向けられ、言葉にしていくことではじめて知った部分もありました。環境NGOである私たちの活動は、そうした様々な思いや熱意が重要である側面が強いと思います。心に留めながら、活動に取り組みたいなと感じました。
沖野中学校の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。お疲れ様でした!
(MELON 小山田)