海洋ごみ問題の”今”と”これから”

前回のブログ『5月30日「みやぎ海のクリーンアクション in 亘理町荒浜海水浴場」報告』では亘理町荒浜で採取したマイクロプラスチックごみの紹介を行いましたが、7月5日(日)エルパーク仙台ギャラリーホールで開催した「みやぎクリーンアクション学習会」でも報告を行いました!

学習会前半は、5月30日の海岸清掃の振り返りとともに、海岸清掃や学習会に協賛くださったサントリーフーズ株式会社が行っているCSR活動や「水平リサイクル(使用済みペットボトルを新しいペットボトルに生まれ変わらせる技術)」の取り組みについてご紹介いただきました。

ペットボトルのラベル表示
水平リサイクルでペットボトルからペットボトルへ

私たちが正しく分別してリサイクルに回すことが、資源を循環させる大きな一歩になることを改めて実感しました。

後半は、東京農工大学名誉教授の高田秀重氏をお迎えし、プラスチックごみが海や生物に与える影響についてご講話いただきました。

先日の亘理町の海岸清掃では、ビニール袋やペットボトルのほか、採取したマイクロプラスチックの中に「人工芝の破片」なども混ざっていることが分かりました。

高田先生のお話の中で、特に印象的だったポイントを3つご紹介します。

ごみはどこから来る?
 ポイ捨てだけでなく、廃棄物処理の過程などで「意図せず漏れ出たプラスチック」が川を経由して海へ流れ出ているケースがとても多いそうです。

●「海岸でごみを拾う」ことの大切さ
 海岸のプラスチックは、熱や紫外線でボロボロに劣化しやすい性質があります。つまり、「海岸にある大きなごみを今のうちに拾うこと」が、将来のマイクロプラスチックの発生を未然に防ぐことにつながります。

●人体にも影響が
 近年の研究では、海洋生物や海鳥だけでなく、人間の血液や組織からもマイクロ/ナノプラスチックが検出されているとのこと。免疫系への影響も懸念されているという、衝撃的な事実も紹介されました。

プラスチックごみを減らすためには、繰り返し使える金属やガラス、陶器へ置き換えていくことが重要です。

お買い物やお出かけの際、ちょっとした選択を変えてみるなど、私たちの日常生活からできるアクションについて考えるとても貴重な機会となりました!

5月30日の海岸清掃の詳しい様子についても、別のブログ記事で紹介しています。
ぜひそちらもあわせてチェックしてみてくださいね!

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