富谷市2050年ゼロカーボン戦略合意形成検討委員会

 難しそうなタイトルで「なんのこっちゃ!」と思った方、安心してください。

 まず、富谷市ゼロカーボン戦略とは、2050年までに富谷市の二酸化炭素排出量を実質ゼロにしようという取り組みのことです。そして、実践に向けた計画を立てるために期間限定で設立されたのが、この委員会です。MELONから1名委員を派遣し、6月に発足されて以降、2回の視察と意見交換会が行われ、他にも様々な計画が練られてきました。

 その第3回目として 、9月15日に東松島市のスマート防災エコタウンと東松島みらいとし機構(HOPE)へ視察に行ってきました。東松島市は、災害公営住宅のエリア内に太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電気を地域内で消費するという、再生可能エネルギーの地産地消を行っています。

エリア内に設置された太陽光パネルです

 さらに、独自の電力網を構築することで、災害時に一般電力会社が給電できなくなった時でも3日~1週間は電気の供給ができるようになっているそうです。このシステムは「HOPEのでんき」として東松島市内の公共施設や農協、漁協、民間に幅広く普及しており、とても画期的で興味深かったです。

この建物は蓄電池になっており、電力の調整を行っています

 この合意形成検討委員会は全3回で構成されているため、今回が最終回でした。これから富谷市がどのようになっていくのか楽しみですね。

 また、 富谷市2050ゼロカーボンプロジェクト の特別サイトも開設しています。ぜひチェックしてみてください!

インターン生 吉川